「ポジティブだね」って無責任にも程がある

 

私はよく人から「ポジティブだね」って言われる。確かに、何かにすごく悩んでうじうじしたり、人に悩み相談をすることは少ない、とは思う。

 

でも“ポジティブ”にも2種類あると思っている。

 

①そもそも嫌なことを感じにくい。嫌なことセンサーが鈍い。

②嫌なことは人並みに感じるが、それを自分の中で処理する能力が高い。消化スピードが速い。

 

私は、自分は②のタイプだと感じている。嫌なことセンサーも他人よりは鈍いかもしれない。でも、そりゃ私だって傷つくし落ち込むしメンがヘラる夜もある。

 

ただそこで「まぁいっか!」と前向きに捉えられるような思考回路を“自分で”作ってきた。元々の性格も多少は影響していると思うが、その大半は私が、傷つかないように、自分を守るために、長い時間をかけて作ってきたものだ。

 

なのに、それなのに、私の努力を「ポジティブだね」の一言で片付けないでほしい。

 

傷つかないために作ったはずの“ポジティブの鎧”の内側に実は刃が付いていて、チクチクと私を痛めつける。強くなる程、弱くなる。

 

そんなこと他人に言ったって無意味なことは分かっているのだけれど。

 

あ〜〜またこうやって意地張って逆張ってしまうな。