ヲタクは推しにてめぇの人生を背負わせるな(自戒)

 

ここ最近、というとクソガバ時代考証になってしまうのだが、体感的には2年前ぐらいから「推しに人生をかける」ことが美徳とされすぎている、と感じる。

 

相手がアイドルだろうが、アニメキャラだろうが、ホストだろうが、若俳だろうが、「推ししか勝たん♡」「尊い♡」「推しの夢はアタシの夢♡」などと宣って、推しに自分の人生まで背負わせる。そんなのって、不健康すぎるしズルすぎる。

 

毎日レッスンを積み重ねたり、自分がステージに立ったりする自信も覚悟もないのに、ただ応援している“だけ”で、自分も何かを得たような気分になるな。達成感に浸るな。それは努力の横取りだろ。

 

少し前に話題になった、「ハロプロが女の人生を救うのだ!」という見出し。確かにハロプロは心が負けそうになった時、弱気になった時、元気をくれる存在だ。でもハロプロ(概念)は女の人生救ったろ!なんて思ってないし、思わないでいてほしい。勝手にハロプロを神格化するな。

 

推しは神様でも教祖様でもない。推しに全体重をかけて楽すんじゃねぇ。しっかりと自分の両脚で地面踏みしめて、両眼で人生見定めて、歯食いしばって泥臭く生きろ。てめぇの人生はてめぇのモノだ。